答えは、自分の中にある。——でも、一緒に考えます。

答える

正直に言います。

相談してほしいわけでは、あまりないのです。

以前のブログでは、数えきれないくらい読者から相談をもらいました。真摯に返事をしてきたし、一部はこのサイトにも形を変えて載せています。でも返事をしながら、何度思ったことか。

そんなこと、自分で決めてみたら? と。

「天然塩を使おうと思っています。でもいろいろあって迷います。どれがいいですか」——記事に書いてあるのに(笑)

自分で何も決められないタイプの人というのが世の中には一定数いて、そういう人から相談が来ることが多かった。答えは自分の中にある。それを引き出すお手伝いはできるけれど、代わりに決めてあげることはできません。

それでも、一緒に考えることはできます。

哲学者を呼んできた理由

このカテゴリーには二種類の記事があります。

ひとつは「食卓アドバイザーはやまに相談してみたら」シリーズ。食と健康にまつわる悩みに、食生活アドバイザーとして答えるものです。

もうひとつは「哲学者三人に相談してみたら」シリーズ。こちらは少し変わっています。

育児、夫婦関係、生き方——。食と無関係な相談もきます。そういうお題には、わたしより見識のある人に答えてもらったほうがいい。でも実在の誰かに頼むのと話がおかしくなる。

そうだ、哲学者にしよう。

これはたしか、お酒を飲んでいるときに思いつきました(笑)

哲学者がひとりだとその人物によって回答ががらっと変わるから、三人に登場してもらって複数の見方をならべたほうが幅が出ておもしろい。お題によってメンバーを変え、そのテーマに一番鋭く切り込んでくれそうな顔ぶれを選んでいます。

ソクラテス、ニーチェ、アウレリウス、マルクス、ヘーゲル——。古代から近代まで、縦横無尽に召喚します。

人生の悩みに、2000年以上前の人間がどう答えるか。これが意外なほど、ぐっとくるのです。

はやま

哲学というのは「正しい答え」を教えてくれるものではありません。考えるための道具を与えてくれるものです。哲学者たちの答えを読みながら「自分はどう思うか」を考えてみてください。それが、自分のなかにある答えを引き出す一番の近道だと思います。

答えは、あなたの中にある

繰り返しますが、わたしは答えを出せません。

でも一緒に考えることはできる。哲学者たちも、一緒に考えてくれます。

読み終わったあと、「そういえば自分はどうしたいんだろう」と考えるきっかけになることを願っています。

食卓アドバイザーはやまに相談してみたら

哲学者三人に相談してみたら